銘柄紹介:ダウ・ケミカル

銘柄紹介

アメリカ1位(世界3位)の化学メーカーです。

ちなみにダウ平均株価の “ダウ” とは関係ありません。

あちらは、ダウ・ジョーンズ社が算出している平均株価です。

ダウ・ケミカルとは

アメリカ1位の化学メーカーですが、そもそも化学メーカーとはプラントなどで化学反応を利用し、石油製品や染料、薬品を製造する企業です。

ざっくりいうと化学材料ですので、モノづくりの川上に位置しています。

材料が止まれば川下すべての製造が止まります。

高い技術力と圧倒的な設備が必要となりますので、当然製品の付加価値も高いです。

製造業の中では最も営業利益率が高いとも言われています。

ダウ・ケミカル、もともとアメリカ1位の大企業でしたが、2015年にこれまた大企業のデュポンと合併しています。

外資系は合併・吸収がすごいですね。

株価推移

finviz dynamic chart for DOW

出所:finviz

上下を繰り返していますね。

長期的にみると、伸び悩んでいる気がします。

配当金

2023年7月時点での平均利回りは 5.2% です。

これだけ見れば高配当銘柄ですが、連続増配はしていません。

今後減配になる可能性もあります。

私自身が弱小化学メーカーで働いているということで、アメリカ1位の化学メーカーについて調べてみました。

一流企業ではありますが、投資対象としてはひとまず様子見したいと思います。

化学メーカーは製造業相手の商売となるため、景気に左右されやすいです。

この業界の銘柄に手を出すのであれば、日用品や医療関係の安定した銘柄にも分散させたいところです。

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