先日、ハワイ・マウイ島で大規模な山火事があったのをご存じでしょうか。
原因が ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズ という現地の電力会社にあるとされたことで、株価が一時 40% 急落しました。
強風で送電線が倒れたにも関わらず電力を停止しなかったため、山火事が発生したとされています。
果たして真相は、、、
電力会社は景気の影響を受けないため、安定銘柄とされています。
今は株価が非常に下がっていますが、今後元の水準に戻る可能性は十分にあると考えています。
とはいえ3.11の時の東電のようなこともあり得ますので、情報収集しながらしっかり検討していきたいと思います。
ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズとは
ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズは、厳密には持ち株会社です。
傘下の企業を通じて、アメリカ合衆国ハワイ州のカウアイ島以外のほぼ全ての島に電力を供給しています。
ハワイ州の約95%の人口が対象とのこと。ほぼ独占ですね。
電力事業以外にも、金融事業を行っています。
アメリカン・セービングス・バンク という銀行を所有しており、ハワイ州の個人や企業相手に金融サービスを提供しています。
株価推移
出所:finviz
8月下旬に発生した山火事を境に、恐ろしいほど急落しています。
それまでの安定っぷりが噓のようです。”電力会社は安定している” とはよく言われますが、絶対ではないということが良くわかります。
配当金
今までは平均年間配当利回りで 3% 程、配当金も出ていました。
ただこの株価ですので、既に四半期は無配当であると発表しています。
現在も山火事に関する多くの訴訟を起こされており、不穏な記事は多いです。
この一件で、どれだけ安定している・市場を独占している企業でも、絶対安心ということは無いんだと実感しました。
今は株価暴落中ですが、今後元の水準に戻ってくれるのであれば買い時なのかもしれません。
昔の話ですが、JALが経営再建になった際、絶対株価が元の水準に戻ると信じて大儲けした人の話を思い出しました。
今後も情報収集しながら、検討していきたいと思います。
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