今回は、高配当投資について記載したいと思います。
株によっては、配当金というものが存在します。
定期的に株主に配られるお金のことです。
株主優待というものを聞いたことがある方も多いと思いますが、それの現金バージョンみたいなものです。
世の中には、株価が上がったタイミングで売却し利益を得る(キャピタルゲイン)ではなく、
高配当株を所有し続けることで定期的に配当金を得る、高配当投資と呼ばれる戦略?があります。
なぜこの方法を選ぶかというと、株から得る収入が安定しているからです。
配当金は会社の利益から出ています。
株価の上下は社会情勢に左右されることも多く、会社の責任では無い場合もありますが、
配当金は会社の利益から出しているので、影響を受けることが少ないです。
日本には、10年以上増配(配当金を増やす)の会社でも数えるほどしかありませんが、
米国には60年以上増配している会社がいくつもあります。
こういった会社に投資することで、株は保有しながら現金収入を得続けることが可能になるのです。
私も個別株ではなく高配当米国ETF(VTI,SPYD)ですがやっております。
ただ株を持っているだけで定期的に収入を得ることができるので、完全な不労所得です。
ここまで聞くと素晴らしいと思う方も多いでしょうが、デメリットもあります。
例えば、定期的に現金収入を得ることになるので、定期的に税金が引かれるということです。
投資信託だと配当金は再投資設定になりますので、税金を引かれることなく自動的に再投資されています。
長期で見ると、自分の手元に残るお金は 投資信託>高配当投資 になります。
また、高配当株には成熟企業が多いです。
GAFMA等の成長企業は、お金を配当金ではなく事業投資に使いたいと考えます。
そのため配当金が 少ない or 無い 企業も多いです。
高配当株の株価の上昇率は高くないということです。
ただ成熟企業といっても、コカ・コーラやP&G等、名だたる大企業ですので、安定して株価は上昇している企業も多いです。
ここで注意なのが、配当率が高いだけで株を選ばないようにしてください。
配当金はたくさんもらえるが、株価がどんどん下がっている企業に投資してしまうと、元も子もありません。
株価も上昇しつつ、配当金もしっかり出している企業を調べる必要があります。
私としては、投資信託は現在の生活を豊かにするものではないため、高配当投資も並行して行っていくつもりです。
まだ3か月ごとに2万円前後しか配当金は無いですが、それでもお小遣いと考えたらありがたいです。
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