感想:となりの億万長者

書籍感想

最近読んだ本シリーズです。

色々なブログで取り上げられていたので読んでみました。

アメリカでベストセラーになった本の翻訳版ですが、”お金の増やし方” というよりも、”お金の使い方” について考えさせられる内容になっています。

皆さんは、億万長者というとどんな人を想像するでしょうか?

一等地の豪邸に住み、高級車を乗り回し、全身ブランド品で着飾り、毎日パーティー三昧、、、

著者が長い時間をかけて調査した結果、そんな人たちはごく少数で、ほとんどの億万長者が普通の家で普通の車に乗り普通の格好をして自炊していた、というような内容です。

メディアも視聴率や部数を稼ぎたいので、メイウェザーみたいな生活を特集しているというだけの話です。

そもそも億万長者の定義とは、説明不要と思いますが資産が億を超えている人たちのことです。

ただ世の中には、年収何千万円と稼いでいるにも関わらず億万長者ではな無い人たちがいます。

逆に、年収が一般人よりも多少多い程度でも、億万長者の人もいます。

この差はお金の使い方にあります。

皆さんの近所に住んでいる億万長者は、車を中古で購入したり、見栄を張るためにブランド品を購入したりしていないという調査結果を全編に渡って説明してくれています。

お金を稼ぐ力をすぐに上げるというのは難しいですが、お金を使う力を見直すきっかけになる本でした。

さすがアメリカ人が書いた本だけあり、例えもアメリカンです。

「牧場の規模を知りたいときは、牧場主のテンガロンハットの大きさではなく、牛の数を数えるべきだ。」

とか書いてあります。見た目に惑わされるなということですね。

ただこの本に出てくる億万長者は、医師や弁護士も含まれていますがほとんどが起業した経営者でした。

小さなクリーニング店や工務店とありましたが、やはり稼ぐには起業が一番なんでしょうか。

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